2025.04.01
買取成約事例(詳細版)
今回は見出しのような査定を承りました。
※画像はクリックすると別タブで拡大表示されます。
お腹が空いているときには見てはいけない美味しそうな本がズラリ並びます。
この中からいくつか気になった事項をピックアップしていきます。
柴田書店は料理、外食ビジネス、ホテル・旅館業に特化したプロ向けの専門書、マネジメント誌を多数発行している会社です。その評判は料理人からも「“食”の柴田書店」と呼ばれるほど。
その柴田書店が偶数月5日に発売しているのが、菓子・パン職人・カフェオーナーのための専門誌『café-sweets』です。
その他にも柴田書店さんでは外食産業経営に特化した雑誌『月刊食堂』、和洋中調理の細心トレンドと話題店を紹介する『専門料理』、ホテル旅行業界、宿泊産業に向けた専門誌『ホテル旅館』など、その名もスバリの専門雑誌を発行しています。
株式会社製菓実験社。なかなかすごいネーミングだと思いますが、その創業は大正14年、今からちょうど100年前にまで遡ります。昭和25年、戦前から発行されていた前身誌『月刊 製菓と図案』を復刊、名前も『製菓製パン』と変え、現在に至るまで発行が続いています。
「製パン」とあるので、「製菓」の方も洋菓子が中心かと思いきや和菓子も取り扱っており、まさにお菓子とパンの製造全般に関わる総合誌となっています。
左に6冊ほど『café-sweets』があり、その右には『製菓製パン』がズラリと並んでいます。
『CAFERES』はカフェ開業・経営のための専門誌です。
インスタやXなど各種SNSを覗けば“映える”カフェの建物・インテリア・フード・ドリンクの写真にいくつも行き当たりますが、そこから伺えるのは競合の多さです。
その熾烈な競争の中で生き残るためには、そのお店独自のコンセプトがなければ難しいわけですが、『CAFERES』にはそのポイントが毎号掲載されているとのこと。他にもお金の管理、運営方針の決め方・進め方など経営面で必要なヒントも満載の、まさにカフェオーナーにとっての必読誌となっているようです。
写真左の方に2冊。そういえば、高級嗜好のかき氷なども最近のカフェトレンドですね。
東京代官山にお店を構える名店「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」のパティシエ、弓田亨氏が1992年から1998年にかけて自費出版した製菓レシピ本です。
自費出版本というのは往々にして値段があまりつきませんが、こちらの本は人気店で並ぶお菓子とまったく同じレシピを紹介しているという太っ腹具合と、写真や図もたくさんあり詳細な説明もついて初心者からプロに至るまでの全ての人に役立つという評判から、古本市場でも高値で取引されている本です。
全部で6冊あるのですが今回査定依頼に出されていたのは4冊。新品価格で1冊あたり12,000円近くする本なので全巻揃えるのも大変かとは思いますが、古本を売っていただく際にはできるだけ全巻揃いの状態で依頼していただけると高値が付きやすいのでオススメです。
フランス製菓関連の書籍は現在までに何度かご依頼いただいていますが、いずれも高額にて取引成約しています。(下記リンク先記事参照)
もし、ご自宅にもう使用しないレシピ本などございましたら、一度査定依頼をしてみてはいかがでしょうか?
スタッフN
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