買取成約事例(詳細版)

2025.03.01

買取成約事例(詳細版)

古本買取成約事例 コミック・ファッション雑誌など 多数 47,220円

1960~1970年代のコミックや雑誌の一括査定

今回は見出しのような査定を承りました。

「段ボール箱にしまってあった」という本たち、さすがに60年ほどの年月が経っているため多少のシミや表紙の折れなどが見受けられますが、退色などはほとんどない綺麗な状態です。

人気作家の登竜門『少年ジャンプ』

『少年ジャンプ』のうち1冊は、創刊から1周年の記念号のようです。

上の写真によれば「毎月2回《第2・第4木曜日》発行!!」。1968年の創刊時には隔週発行誌だったのが翌1969年のどこかの時点で現在のような週刊誌となっているはずです。こちらはその 直前に発行されたものということですね。

それにしても、表紙のカウボーイに目を引かれます。現在の『週刊少年ジャンプ』では表紙に連載作品の絵が採用されているのが普通かと思いますが、当時は掲載作品とは関係ない世界感のものも使われていたということでしょうか…?手元に現物がないため掲載内容の詳細は不明ですが、60年代までの西部劇ブームを受けての判断だったのでしょうね。これも長い歴史を持つ本誌の試行錯誤の道のりを感じさせます。

なお、掲載作をざっと見るだけでも

『ハレンチ学園』永井豪
『コレク太の変コレクション』藤子不二雄
『イライラ一家』は赤塚不二夫
『男一匹ガキ大将』本宮ひろ志

と錚々たる漫画家が名を連ねています。現在の「ジャンプ」もそうですが、黎明期の当時から有名作品や作家を生み出すヒットメーカーだったのですね!


永井豪の『ハレンチ学園』。当時もかなり物議を醸したらしいですが、現在だったら連載も厳しいかも知れませんね…。

一緒に査定に出して頂いた『少年マガジン』も同じ年代くらいに出されたもののようで、『あしたのジョー』が表紙になっています。こちらも言わずと知れた普及の名作です。

昭和レトロなファッション誌も人気

メンズ・クラブは『少年ジャンプ』『少年マガジン』から5~6後の1970年代に発行されたもののようで、こちらも当時の風俗が伺える逸品。

上の少年・少女マンガ雑誌を読んでいたお子さんが成長してオシャレに目覚めたのだろうか?という物語が浮かんでくるようです。

 

60年代や70年代の昭和レトロ・ファッションのリバイバル人気が高まったことは記憶に新しいですが、最近では同時代の料理本なども若者の間で人気だとか。

そういった昭和時代に興味のある人は、ファッションだけでなく当時の生活スタイル全体にも惹かれるようで、この時代の雑貨を取り扱う蚤の市が全国的に多数開催されるようになったこともその証左のように感じます。筆者もそういったイベントが好きでよく訪れるのですが、若い人が年代ものの本や雑貨を真剣な表情で吟味している姿をよく見かけます。

また、そこで出品されているものにはそこそこ良い値が付けられているのですが、それでも売れ行きは好調なようです。

今回のご依頼主も「ゴミにしようと思ってたものがすごい金額になり、びっくりしております。」とのご感想を寄せていただいています。

意外とお宝になるかも知れない昭和レトロな雑誌。お家に眠っているなら、古本一括査定.comで査定をしてもらいましょう!

 

スタッフN

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