2024.06.18
買取成約事例(詳細版)
今回は見出しのような一括査定を承りました。
サブカル系の漫画がずらり。
ガロ系・サブカル系などと称されるこちらのジャンルの書籍、コアなファンも多く、昔の作品でも作家によっては高値で取引されることの多い書籍です。
(以前の成約事例記事はこちら)
お写真では、花輪和一と諸星大二郎の作品が目を引きますね。
両氏について少し触れておくと・・・
花輪氏は、『月刊漫画ガロ』でデビューした後、数回の休筆や逮捕・服役を経て、多数の作品を生み出した、77歳の自称:マイナー漫画家の大御所です。(『ちびまる子ちゃん』に登場する花輪クンの名前は、同氏からとられたそう!)
お写真1枚目に写っている作品達は、花輪氏の中期以降の作品であり、平安~室町時代の日本を舞台にした怪奇ファンタジーで、花輪氏の作品の中でも特に人気のあるジャンルと言われているため、良い値がついたものと思われます。
もう一人の諸星大二郎氏も74歳の大御所漫画家です。(『うる星やつら』の諸星あたるの名字の由来は同氏なのだそうです)
宮崎駿氏や庵野秀明氏など、名だたる監督もファンを公言しており、後の漫画界・映画界に大きな影響を与えた人物であると言われています。
お写真2枚目に写っている『暗黒神話』『孔子暗黒伝』などは、『週刊少年ジャンプ』で連載していた作品なのだそう。目にしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回のように、漫画を査定にお出しいただく際は、全巻揃いはもちろんのこと、たとえ揃っていなくても、
「ジャンルをある程度まとめて」
「同じ作家の作品をある程度まとめて」
査定に出していただくと、比較的良い値がつくことが多いのでオススメです!
スタッフO
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