2024.06.06
買取成約事例(詳細版)
今回は見出しのような書籍の一括査定を承りました。
ロンダ・バーンのニューソート(キリスト教に起源を持つ一種の異端的宗教・霊性運動で、一部の自己啓発書などに大きな影響を与えた)思想の大ヒット作『ザ・シークレット』や『ザ・パワー』(写真最上段左枠内)などが並んでいます。
見えづらくて申し訳ないのですが、いただいた画像を拝見いたしますと一番上の段の中央に「アセンション」という言葉が入ったタイトルの書籍が2冊並んでいるのが見えます。
不勉強ながら、筆者はこの「アセンション」の意味が分からず「どういう意味なのだろう?」と調べてみたところ概ね以下のようなことが分かりました。
アセンションとは「昇進」「昇格」「昇天」などを意味する英単語ascension からきている語で、例えば、企業内で職位が上がったりする「昇進」にも、社会的地位が上がったりした場合の「地位向上」のような意味にも使用できます。
このような実生活に密着した、ある意味分かりやすい用法の他にもスピリチュアル的な文脈では精神的・霊的な「次元上昇」という意味も持つ語なのだそうで、今回のご依頼品はまさにこのアセンションを扱った書籍でした。
この本(『アセンション -地球は今、カルマの輪廻を超え、光の次元へ上昇する』1994年、コスモ・テン発行)の著者ボブ・フィックスは世界的な瞑想の大家で、TM瞑想(超越瞑想とも呼ばれる)の普及に多大な影響力があった人物なのだそうです。
TM瞑想では毎日2回マントラを心の中で唱えることで理想の状態に近づく(自分自身のみならず世界そのものも!)と信じられており、TM瞑想の創始者であるマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの名を冠したマハリシ財団関連組織で教育を受けたTM教師のみがその方法について伝授することが許されています。そのため、具体的な瞑想のやり方などは公にはされていません。
ボブ・フィックスはマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーその人に直接教えを請い、修行した人物です。
こちらの本は30年も前に出版された本ですが、未だにその名前をネット検索すると彼の主宰するワークショップ情報などがすぐに見つかります。どこを探してもTM教師に直接教えてもらうしかアクセスができない“特別な感じ”がまた人を惹きつけるのでしょうね。
スピリチュアルな世界については半信半疑な夢の無い筆者ですが、結構高齢だと推測されるフィックス氏がまだまだ現役で活躍しているお元気な様子を拝見すると「ひょっとして、その元気さの秘密がこの『アセンション~』には書かれているのでは?!」と、ちょっと興味が湧いてくる部分もあります・・・。
つい最近もスピリチュアル系の書籍についての高額買取成約事例をご紹介したところですが、これまでにも複数回、このような書籍には高額査定がついております。
今回例示させていただいた『アセンション~』なども出版からかなり時間のたったものではありますが、比較的古いものでもオファーのある傾向があります。
もし、この記事を読んでいる貴方のお家にも、もう読まないスピリチュアル本等ございましたらお気軽に古本一括査定.comに査定ご依頼ください。
次に「上昇」したい読み手が待っています・・・!
スタッフN
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