2024.01.14
買取成約事例(詳細版)
今回は見出しのような書籍の一括査定を承りました。
様々なジャンルの書籍がずらりと並んでいますが、実は、今回のお客様はこれが全ての査定対象ではございません。
なんと、この写真の書籍を含め、本棚10本分相当の書籍の査定をご依頼いただきました!
古書店様のコメントにも「大変質の高い書籍を買い取らせていただきました。」とありましたので、宝の山とはまさにこのこと!
買取金額も大変高値だったので、お写真以外の書籍にも良い値がついたものが多数あったものと思われますが、お写真を拝見する限りでは、以下のような書籍に良い値がついたのではないでしょうか。
『シナリオ構造論』
著者の野田高梧は、世界的にも名高い監督・小津安二郎の通称「小津組」の中核を担ったシナリオライターです。
本書は、「脚本」の役割を実践的に説いた画期的で歴史に残る一冊として名高く、日本の脚本術の先駆けとされてきました。
1952 年の初版刊行以来、何度も版を重ね改訂されてきましたが、最後に版を重ねてから16年。長らく絶版状態にあった本書の復刊を望む多くの声に押され、待望の名著復刊となったと聞けば、良い値がついたことにも納得です。
『イプセン戯曲選集 現代劇全作品』
近代文学に大きな影響を与えたノルウェーの劇作家イプセンの現代劇の全作品をノルウェー語原典から訳して収録する毛利三彌訳の決定版。
「人形の家」「ゆうれい」「小さなエイヨルフ」「ヨーン・ガブリエル・ボルクマン」「野鴨」など、イプセンの11の戯曲を収録しており、いずれの翻訳も旧訳を見直し大幅に手を加えられているそうです。こちらの全作品選集は、定価はもちろんのこと、古本であってもわりと高値で取引されているため、選集を諦めて1作ずつ文庫で購入する・・・という方もいらっしゃるそうです。
また、今回のお客様は、大量の書籍の査定をご依頼されたため、出張買取をご希望されていました。
このように、古本一括査定.comではご希望される買取方法を事前に指定して査定依頼することもできますので、大量の書籍をご自身で箱詰めするのが大変・・・と思われる方はぜひ利用されてみて下さい。古書店様の提示している条件によっては全量を引き受けてもらえない場合もありますが、家まで直接来てもらい買取してもらえるので手間が少ない、という大きなメリットがあります。
スタッフO
230606-008362
安心して信頼できるお店へ買取依頼できるサービス「古本一括査定.com」