2024.01.06
買取成約事例(詳細版)
今回は見出しのような書籍の一括査定を承りました。
5冊で12,000円とは単純に見積もっても1冊2,400円の価値がついたと考えると高価なお取引となったようですね。
中でも今回特に良い査定額がついたと思われるのは以下の書籍です。
著者のクレア・マリィが2002年に東京大学に提出した博士論文をもとに書かれた書籍で、学術書でありながらジェンダー・セクシュアリティ、多様性のあり方が注目される今の世にぴったりな書籍なのではないでしょうか。
発言により作り上げられる人間関係や「自分らしさ」。特に注目すべきは、従来では研究の対象になりにくかった、いわゆる「男言葉」「オネェ言葉」などを再検討し、「男性・女性がこう話すべきだ」という社会的に規定される言説と、実践的な言語使用との間の隔たりを考察した書籍となっております。
こちらの書籍、定価は6,800円と定価自体もなかなかのお値段ですが、今現在ほぼ新品と思われるような美品で約30,000円、中古品でも10,000円以下では手に入らない書籍となっております。
要因と思われるのは現在は絶版となっており入手が困難なことに加えて、多様化が注目される中で旬な題材、そして学術系の書籍は価値が高い傾向があります。
では学術系の書籍は絶版になってからが売り時なのか?というと難しいところで、もちろんその書籍にたいして一定数の需要がなければいけませんし、学術系の書籍に多いのが新版(改訂版や新訳版など)が発売されることです。そうなってしまうと旧版の書籍の価値は著しく下がってしまいます…。
それらを考慮するとやはり思い立った時こそが売りどきなのではないでしょうか?
年末の大掃除などで出てきた不用品はありませんか?
古本一括査定.comでは書籍だけではなく、CD・DVD、骨董品などもお買取りが可能です!ぜひこの機会にご活用ください!
スタッフA
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