2023.12.22
買取成約事例(詳細版)
今回は見出しのような一括査定を承りました。
まずは添付いただいた書籍のお写真を紹介します。
こちらの中では以下の書籍に特に良い査定額がついたのではないかと思います。
『聖なる陰謀―アセファル資料集 (ちくま学芸文庫)』
『よみがえる日本語―ことばのみなもと「ヲシテ」』
『記号論理入門 新装版 (日評数学選書)』
『つながり 社会的ネットワークの驚くべき力』
特に上から2番目の『よみがえる日本語―ことばのみなもと「ヲシテ」』は2009年に明治書院から発刊された書籍なのですが、発売当時の新品価格4,180円に対し中古価格1万円前後で取引されていることも見かける、その筋では大変人気のある本です。
このタイトルにもある「ヲシテ」とは、中国から漢字が伝わる前の古代日本で使われていた文字、つまり「神代文字(かみよもじ/じんだいもじ)」の1つです。縄文時代から使われていたとされますが、その真贋については江戸時代から議論が重ねられています。「ヲシテ」文字が使用されている文献の1つに『ホツマツタヱ』がありますが、こちらを『日本書紀』『古事記』の元ネタであると主張している方もいるほど。
本書はそんな「ヲシテ」文献研究の第一人者の池田満氏が監修を務めています。各種読後レビューを拝見するに、本書で書かれていることへの評価はやはり賛否両論わかれるところではあるようですが、「古代日本にすでに失われた文字があった!」という発想自体には、確かにどこか冒険心をくすぐられるものがありますね。
そんな歴史ロマンを感じる方は一定数いるようで、古本一括査定.comの今までのお取引の中にもこういった「神代文字」を取り扱った書籍は高額で買取されている例がチラホラあります。
(例① : 神代文字の1種「豊国文字」を使用した『ウエツフミ』のコピー本の取引事例)
(例②:一部、神代文字で書かれた『竹内文書』を公開し、宗教団体“皇祖皇太神宮”を創設したことでも知られる竹内巨麿の伝記等の取引事例)
もし、「自分はもう読んだから要らない」という方がいらっしゃいましたら、是非、古本一括査定.comで査定を受けてみてくださいね。貴方の本がいかに貴重なもので他の誰かに求められているものかが実感できると思います。
スタッフN
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