買取成約事例（詳細版）

「瑛九作品集特別限定版」定価33万円　100部限定出版

今回は見出しのような書籍の査定を承りました。

見出しにもありますが大変貴重で高価な一冊となっております。それも美品とのことで古書店さんも大満足なお取引きだったのではないかと思われます。

瑛九は日本の画家、版画家、写真家として様々な美術品を生み出してきた作家です。

油彩画、フォト・デッサン（フォトグラムを拡張した瑛九による造語）、銅版画、リトグラフなど様々な手法で創作活動を展開し注目されてきたようで作家としての実力は当然ながら、美術評論家や教育家としても活動していたようです。そんな瑛九ですが、心不全のため48歳（1960年）という若さでこの世を去りました。

瑛九と親しく交流した画家の山田光春は詳細にわたった瑛九の評伝を著しており、瑛九は人間味にあふれた魅力的な人物であったことが記されているようです。

そんな人物像と、数々の展覧会で注目を集めた瑛九の作品が相まって、後の作家たちに大きな影響を与えたのではないでしょうか。

様々な技法を駆使して生み出された作品の数々。その作品集となっているわけですが、限定品で100冊しかこの世に出回っておりません！

100冊の中の貴重な1冊を今回査定依頼いただいたようです。ご依頼、ありがとうございました。

限定品のお取引があると書籍との出会いも一期一会だなぁと、より一層実感しますね。

この価値が次の必要としている方に受け継がれて行くことをスタッフ一同、嬉しく思います！

スタッフA

230408-007983