2023.11.08
買取成約事例(詳細版)
今回は見出しのような書籍の一括査定を承りました。
このなかでも特に以下の本に良い値がついたのではないでしょうか。
『西晋文学論』
西晋とは、司馬炎(武帝)が建国し、それまで分裂していた中国を約100年ぶりに統一した王朝ですが、50年余りしか続かず滅ぼされてしまいます。その動乱の時代の中では、様々な文化が生まれ、文学においても重要な転換期を迎えたようです。この『西晋文学論』は、そんな西晋時代の文学者を一章ずつに分けて考察した名著で、現在の中古市場でもほぼ定価と変わらない値段で取引されています。
この他にも、NTTの企業ロゴや1964年の東京五輪マークのデザイン等で有名なグラフィックデザイナー、亀倉雄策が装丁を手掛けた『大和ハウス工業の60年』、お写真2枚目『中国古典新書続編』のうち、出版社の在庫切れが続いている『馬王堆老子』や在庫はあるものでも『華陽国志』は1冊でも良い値がつくことが多いようです。
今回のお取引では、お客様の方から、擦れ・汚れなどの書籍の状態についてきちんと事前にコメントでお知らせをして下さっていました。予め書籍の状態がわかると、古書店様も正確な査定額をつけることができ、より満足度の高いお取引につながる可能性が高いので、オススメです。
また今回は、お取引の途中でお売りいただく冊数が追加されたようですが、このように古本一括査定.comでは、お取引の途中でお売りいただく本を追加していただくことも大歓迎です!!
さて、最後にもうひとつ。
古本一括査定.comをご利用いただいたお客様はご存知かつ不思議に思われたことがあるかも知れませんが、同じ査定案件に対して古書店様の評価額がかなりバラつくことがあります。今回のケースでは比較的近い額の入札が何件かあったのですが、このようなケースはむしろ稀です。
何故そんなことが起こるのかというと、古本の買取価格というのは一概に古本の価値のみに左右されるのではなく、時に古書店様の在庫状況によって変化するためです。そのため、古書店様の在庫状況(たまたまその本の在庫が切れている、など)によっては同じ本でも査定額がアップするケースも?!
「以前査定に出したときは値段がつかなかったから・・・」と諦める前にもう一度査定依頼を出していただくと、「今度は納得の値段がついた!」なんて可能性もある、かもしれません!
スタッフO
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