2023.10.07
買取成約事例(詳細版)
今回は見出しのような書籍の一括査定を承りました。
実は、お客様からは非常に多くの書籍のお写真を査定対象として送っていただいたのですが、古書店からは「そのうちの5冊のみであれば買取可能」ということで取引が進んだ事例です。
今回買取対象になったのは、下の写真に含まれる以下の5冊です。
「満洲国史 総論・各論」
「忘れ得ぬ満洲国」
「満州回想録」
「日本列島改造論」
いずれも歴史を物語る上で大変貴重な書籍のため、1冊1冊に良い値が付いたものと思われますが、その中でも特に「忘れ得ぬ満洲国」には良い値がついたのではないでしょうか。
著者の古海忠之(ふるみ ただゆき)は、満州国を造りあげ運営し、敗戦後事実上の最高責任者として18年間ソ連や中国に拘束・抑留された満州国の象徴ともいうべき人物です。本書は、その古海による満州国の当時の内部状況が詳細に記された、太平洋戦争の記録として大変貴重な資料となっております。そのため現在でも復刊を望む声がちらほら聞こえてきているようです。そのような貴重な書籍、しかも函入り・・・とくれば、今回のような高額査定も納得です。
既述したように、当初お客様が期待された量での取引成約とはなりませんでしたが、古書店様の、迅速で的確な対応や早い段階での意思表示がスムーズなお取引に繋がったようです。
お客様からも「コミュニケーションがスムーズで良い取引だった」「他の方にもおススメしたい書店です!」と大変嬉しいコメントを頂きました。
このように、お客様のご要望すべてにお応えすることが難しい場合に、買取条件等の変更提案が古書店側からなされることもあります。もちろん、お客様はそれを受けることもできますし、拒否することもできます。分からない点等があれば、マイページのメッセージ機能を使って古書店様に質問してみてください。そして、今回の例のように双方納得の上で取引が進むよう、じっくり吟味してくださいね。
お客様にとっても、古書店様にとっても気持ちの良いお取引のお手伝いができたとしたら、スタッフ一同こんなに嬉しいことはありません。ぜひ、今後とも古本一括査定.comを宜しくお願い致します!!
スタッフO
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