2023.09.17
買取成約事例(詳細版)
今回は見出しのような査定を承りました。
両者とも1970年代後半に創刊し、若い男性向けにファッションや恋愛に関する情報を発信していた人気誌でした。
1976年に創刊し、当初は月刊誌だったものの、その人気から隔週発行されていた時期もありました。
今回査定ご依頼があったのは1977年の第15号から1982年の128号までの不揃い98冊と、増刊号の3冊の計101冊です。
雑誌の全盛期とも言える時期に当たります。
アメリカの生活様式などを多く紹介しており、そのカッコ良さに刺激を受けた方も多かったのでは?
しかし、時代の流れとともに発行部数は伸び悩み、2023年現在は再び月1回のペースで発行されています。
すでに人気を博していたPOPEYEの対抗誌として1979年に創刊。
今回はその創刊号から1982年の第49号までの不揃い35冊の査定ご依頼。
こちらも売上が落ち、休刊と復刊を繰り返していましたが、2023年9月現在、電子書籍として隔週配信されています。
両誌が異なるところは、現在もPOPEYEが若いシティボーイ向けの誌面づくりを貫いているのに対し、
HOT DOG PRESSは現在はオトナをターゲットにしているところです。
それは「40オヤジと大人女子のための本音マガジン!」というキャッチフレーズに端的に現れています。
最近、「昭和レトロ」「平成レトロ」というフレーズを耳にすることも多いですね。
Z世代の若者たちには高度成長期のノスタルジー溢れる日用品ですとか、
1980年代後半から90年代にかけてのポップカルチャーが一周回ってカワイク感じられる様子です。
今回の査定対象となった雑誌の発行期間はちょうどその隙間とも見えなくもないですが、中古品が比較的良い額で取引されているのをみれば
この年代のものも十分「レトロ」ブームの範疇内ということなのでしょう。
ご自宅に若い頃に買ったこれらの雑誌を眠らせていらっしゃるオトナの皆様、今がウリドキかも知れません!
スタッフN
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