2023.09.13
買取成約事例(詳細版)
今回は見出しのような本の査定を承りました。
ご依頼内容には「発掘調査報告書」とのみ書かれていましたが、お写真を拝見したところすべて北海道内の遺跡に関するもののようですね。
こういった発掘調査報告書や考古学関連の書籍は今までも数回の査定依頼があったのですが、比較的良い査定額で取引されているようです。
★過去の取引事例①考古学・発掘関連図書 37冊 17,200円
★過去の取引事例②発掘調査報告書ほか文化財等関連書籍 95冊 22,000円
お気づきになったかと思いますが、取引冊数と金額は必ずしも相関しません。
その時々の古書店側の在庫状況、その古書に関連する事項の世間的な話題性の高さなどによって変動します。
当然、人々の関心が高い時期に売っていただいた方が買取額は上がる傾向にあります。
北海道に関する話題といえば、個人的に気になるのが人気漫画作品「ゴールデン・カムイ」の実写映画化です。
エンターテインメントとしての側面が強くはなるのでしょうが、原作にあるようなアイヌ文化に触れられる描写も盛り込んだ作品になっていると良いなと思います。
また、知里幸惠の「アイヌ神謡集」の補訂新版がこの夏(2023年8月10日)に岩波書店から出版されたこともあり、北海道に改めて注目が集まる時期なのではないかな、と。
(とはいえ、アイヌ文化と今回の調査報告書にある遺跡の時代に直接的な繋がりを求めるのは少し違う気がしますが。)
いずれにせよ、「世間で流行っているアレ、うちに関連本やグッズがあったな」という方、そこが売り時です!
是非、古本一括査定.comを思い出してくださいね。
スタッフN
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