2023.09.01
買取成約事例(詳細版)
今回は見出しのような書籍の一括査定を承りました。
様々なジャンルの書籍が並んでいますね。書店にディスプレイされた本をみているようで、楽しい気持ちになります。
今回はこの中でも特に以下の書籍に良い値がついたものと思われます。
「祖父江慎+コズフィッシュ」
祖父江慎氏といえば、言わずと知れた大人気のブックデザイナーですが、実はこちらの本、2005年に発売を予定してから足掛け11年を経て完成、伝説の幻本と言われている書籍なんです!読書好きの方であれば書店で一度は目にしたことがあるはず、そして一度目にしたら忘れられない特殊で唯一無二の装丁のすべてが詰まった1冊。こちらの本には、祖父江氏の作品がコズフィッシュを設立される以前のものも含め、全て網羅されておりますので、氏のファン・もしくは本好きな方にはたまらない1冊となっており、高値がついたことも納得です・・・!
「作家の家―創作の現場を訪ねて」
マーク・トウェイン、ヘミングウェイ、マルグリット・デュラス、ヘッセ、フォークナーにヴァージニア・ウルフ・・・等々、海外の大作家たち20名の家の写真集。作風そのままの彼らの”生活の現場”が美しく貴重な写真で綴られており、幅広い年齢層の海外文学好き・インテリア好きの興趣をそそる1冊となっています。
「伊丹十三の本」
映画監督のイメージが強い伊丹十三ですが、実は商業デザイナー・イラストレーター・編集長など、様々な顔を持つ多才な人物。様々なジャンルに精通しており、その古びない雰囲気や作風に再注目が集まり、2023年にほぼ日手帳にデザインが採用されています。注目度や話題性によって古書の値段も変わったりするので、流行りを上手くキャッチして売り時を見極めると、思わぬ高値がつくかもしれません!?
今回のお取引では、お譲りいただいたラインナップを拝見しても、いただいたコメントからも、こちらのお客様が本をとても大切にされていたことが伺えました。そんなお客様から「本を大切にしていただける古書店様と取引ができて良かった」とコメントをいただきました。本を大切に思う気持ちが通じ合うお取引きのお手伝いができましたことに、スタッフも温かい気持ちになることができました。
スタッフO
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