買取成約事例（詳細版）

「日本海軍火薬史」の査定

今回は見出しのような査定を承りました。

千藤三千造 著の「日本海軍火薬史」(1967 、日本海軍火薬史刊行会)なのですが、こちらの著者についてネット上で調べてみても、大した情報が見つからないのですよね…。

氏名でググったときに表示される数件の著作(「機密兵器の全貌　わが軍事科学技術の真相と反省2」(1952年、興洋社)、「火薬 」(1969年、共立全書)、「機密兵器の全貌」(共著、1976年、原書房))からの判断になりますが、おそらく第二次世界大戦時の日本軍の兵器や軍備策定に深く関わった人物ではないか？(海軍の技術将校？)と思われます。

こちらの本は非売品であったようで市場に流通した数も少なく、その希少性が良い査定額に繋がったと思われます。

古書店から買取条件の交渉がある場合も

実はこちら、査定ご依頼を承った時点では他の書籍も査定してほしいとの内容だったのですが、

買取が難しいという判断にて古書店様から「「日本海軍火薬史」のみ買取可能」の旨、お客様に連絡がいった案件でした。

古書店によっては「この本は是非買取したいのだけれど、他の本はすでに在庫があるし…一部買取でも良いか交渉しよう！」

ということでお客様に条件付きの査定/買取提案がある場合もございます。

もちろん、お客様はその提案を受けた上でご売却を断られても(=取引キャンセル)結構ですし、条件をのんで取引いただいても結構です。

古本一括査定.comに加盟の古書店様は柔軟に対応してくださる古書店様ばかりですので、十分なやり取りを経て納得の上で商品をご売却ください。

スタッフN

221113-007151