2023.07.07
買取成約事例(詳細版)
今回は見出しのような一括査定を承りました。とても沢山の本があったのですが、お写真をざっと見ただけでも以下のような注目本に良い査定額が付いたのではないかと思います。
写真①
「北一輝思想集成」
写真②
「中世ヨーロッパの武術」
「十字軍大全―年代記で読むキリスト教とイスラームの対立」
写真③
「ロシア皇帝歴代誌」
「ムガル皇帝歴代誌」
写真④
「マビノギオン―中世ウェールズ幻想物語集」
「ケルトの神話・伝説」
「エッダ―古代北欧歌謡集」
「神の文化史事典」
写真⑤
「カントを学ぶ人のために」
「完訳 カント政治哲学講義録」
などなど…。
ただ、お写真の中で「これは◯◯出版社の▲▲年に出た第■版…かな?」と自信の持てないものもございました。
例えば、写真①の「西洋哲学史」(バートランド・ラッセル)もいろいろな出版社が異なる版を出版しているのですが、2020年にみすず書房が発売した”新装合本”は現在、高額で取引がされています。
また、写真③の「南アジアを知る事典」も2002年に出た版と、その10年後に出た新版が存在しており、新版は高額査定が期待できそうです。
加えて、お写真⑤の「実践理性批判 」ですが、こちらはカントの三大批判書のうちの1作ということで昔から古典的名著の呼び声高く、様々な時代に様々な出版社が異なる版で発売をしています。おそらく、こちらの写真のものは以文社が出版した2004年の新装版かと思いますが、そうであれば高い評価をされていると思われます。
このように、旧版なのか、新版なのか、新訳なのか…etc,.によって同じタイトルの本でも価値が変わってしまうことのある古本業界です。全体的な傾向としては、やはり新しい版が出ると旧版のお値段が下がりがちです。本にも旬があります。古くなってしまう前に是非、古本一括査定.comを使って上手に本を売ってくださいね。
スタッフN
221109-007127
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