2023.07.11
買取成約事例(詳細版)
今回は買い取り冊数4冊と少ないですが驚きの査定額です。
特に高価買取となった書籍は
『経済分析の歴史 (上・中・下)』
こちらの3冊セットの書籍に良い値がついたのではないでしょうか。
元々の定価も高値であることと、上中下の全巻揃いなことも高額査定がついた要因かと思われます。
著者のシュンペーターといえばイノベーション理論を提唱した、20世紀前半を代表する経済学者 です。
こちらの書は1950年にシュンペーターが亡くなった後、夫人が残された遺稿を整理して1954年に刊行されたということです。
本人亡き後にも関わらず大きな評価を受けたということは、それほど素晴らしい内容だったという事がわかりますね。
経済学のことは筆者には分かりかねますが死してなお、全世界で多くの読者に支持されるとは非常にロマンを感じます。
また、こちらの書籍は旧訳の全面的な見直しによる新訳となっており、旧訳と比べて価値が高くなっているようです。
このように新版が発行されますと旧版の価値が著しく落ちてしまう傾向にあるので、新しいうちに一括査定にお申し込みいただけるといいかもしれません。
あまり触れられなかったのですがお写真に写っているもう1冊の 「資本理論とケインズ経済学」の題材となっている「ケインズ経済学」の提唱者 ジョン・メイナード・ケインズですが、シュンペーターと同じ時代を生きながらも正反対とも言える考えであった経済学者だそうです。
こちらもの書籍も3冊セットには及ばないながらもなかなかの査定額だったのではないかと思われます。
さすが20世紀を代表すると言っても過言ではない経済学の巨匠達です。
また、一括査定と聞くと大量の書籍を想像する方も多いと思いますが数冊でも歓迎しております。今回のケースのようにジャンルがまとまっていると古書店さんの目に留まりやすいかもしれません。読まなくなった本があれば「古本一括査定.com」に是非ご依頼ください。
スタッフA
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