買取成約事例（詳細版）

「世界穴さがし  みにくいもの」 「まけずおとらず三箇津自慢競」など番付等の一括査定

今回は見出しのような印刷物の一括査定を承りました。

今回のご依頼の品について、作成された時期を調べてみたのですが、おそらくは江戸末期から明治期にかけてのものかと思われます。

(写真3枚めに「あきれるづくし」の原稿（？）らしきものも写っており、少し確信が持てないのですが・・・）

江戸期の「番付」といえば相撲力士の順位を列記した「相撲番付」が有名ですが、その相撲番付の形式を借用して他のいろいろなジャンルの順位付けを面白おかしくまとめた「見立番付」なるものも流行しました。

今回の査定依頼品はそのような時代に作られた見立て番付の一部かと思われます。

また、「鹿児島英勇小伝一覧」（写真2枚め右）などもありますね。

これが作られた当時は民衆のためのなんてことのない娯楽品だったはずですが、時代を経て往時の風俗を知る貴重な資料になっています。

皆さまのご自宅にも、案外こんなお宝が眠っているかも知れません？！

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